重い話

2005年4月27日
電車の脱線事故、
運転手が以前にも問題を起こしていた、
実際は8mではなく40m超過していた可能性がある、
マスコミは一時的に騒ぐ。
勿論自分としても今回の事故は許せないし、
そのニュースを聞いた時は体中の力が抜けるくらいの
衝撃だった。
遺族の方々へ向けたカメラも見ているだけで悔しい気持ちになる

でも
マスコミもほとんどの人も、多分剣士自身もそのうち忘れる
今騒がれているJRもたまたま今回のようなきっかけがあって
たまたま表に出たせいで皆が知ることになったわけで
表に出ていない部分の方が圧倒的に多い
普段はそれがみんなわかるのに
こういうことがあるとそのミスが発覚した場所のみに
視線が集中しやすい。
もし間がたたないうちにまた脱線事故等があれば
今回の事故と比較することもあるのかもしれない。
でもこういうのって比較できるものでもないし
死んだ人も戻ってこない。
今回のような事故が2度と起こらぬよう努力をする
聞き飽きた言葉で締める。

ふと小さい時に悪い事をして怒られ、
家の外に出されたことを思い出した
「もうしないからー!」
と許してもらおうと叫ぶ剣士に
「その言葉は何度も聞いた、いつやめるの?」
と親が言ったのを覚えている。

大人から見ると 子供だな、と思う光景かもしれないが
正にそれが社会で起きている。
結局自分が利益等を得ようとしてどこかを悪くする
それが見つかると子供の時は怒られる、
大人はどうなる?
しかも子供の他愛無いおふざけでは済まない、
命に関わる事故。
とりあえずあやまる、でも遺族の怒りはおさまるわけもない
例えば責任者が辞めるとしよう。
それで終わりになるのか。
考えても剣士の頭では答は出ない、むしろ
答などないのかもしれないけれど、
大人ぶってる人ほど子供だったりするのかもしれない。
特に今回の運転手は、大勢の人の命を預かっている自覚がない。
大人になれていない成人が増えつつあるこの世の中
多分こんな事故や事件はどんどん増えるんだと思う。
今回の事故で意識を変える人が出て少しでも世の中がよくなり、
そして遺族の方々が間違った道を歩むことのないことを祈っています。

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